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吉祥礼

古神道の審神者の系譜に連なり、 東洋と西洋の霊智を携えて、 神意を詩に、声に、絵に託す神語詩人――吉祥礼です。 この場は、霊筆によって紡がれる詩文、 魂への問いかけ、神意をめぐる思索を静かに記録する“祈りの書院”です。 神道・仏教・哲学・神秘学を超えて、 名もなき魂のうたを綴り、 見えざるものの響きを、言葉という光に宿します。
吉祥礼
「坐って、坐る。ただ、それだけ」 この一見、簡素にして無作為のような言葉の奥に、 人知を超えた霊的な洞察と、鋭い宗教哲学が息づいている。 釈迦、空海、親鸞という巨星たちが、それぞれ異なる霊的地平を切り ...
心の奥に、 言葉にもならぬ痛みがある。 誰にも見せぬその場所に、 ひとしずく、光が落ちた。 それは、大天使ハニエルの羽音。 愛のほうへと揺れる ハルモニア(調和)の風。 癒やしとは、 ただ過ぎ去るのを ...
「この愛は、見返りを求めない」 そう語る人の胸の奥に、 ほんのわずかでも「理解されたい」という願いが潜んでいたとして、 私はそれを責めようとは思いません。 それは、決して罪ではない。 それもまた、人間 ...
「この愛は、見返りを求めない」 ――そう語る者の胸の奥に、 たった一滴でも「理解されたい」が滲んでいたとしても、 私はそれを責めたりはしない。 それは、決して罪ではない。 それもまた、人として生きるこ ...
魂の旅には、幾度も「出逢い」があります。 それは偶然ではなく、深い契約に基づく必然です。 魂のパートナーとは―― 過去生で契りを交わし、何度も生まれ変わりながら、 あなたの成長を、見守り、時に導いてき ...
スピリチュアルエッセー, 伸びしろ, 共に生きる, 愛のかたち, 魂の進化
完璧じゃなくていい。 むしろ、完璧じゃないからこそ、人は美しい。 心に迷いがあるからこそ、 人は寄り添いあい、言葉に温度を宿す。 不器用な言葉が震える瞬間にこそ、 真実の感情がにじみ出るものだ。 私は ...
ツイードのジャケットに袖を通し、 抱えた花束の香りを胸いっぱいに吸い込みながら、 あなたの舞台へ向かう―― そんなささやかな約束を、私はまだ果たしていません。 一度も劇場には足を運んでいないのです。 ...
人生には、迷いがつきものです。 あれこれ考えて、時に立ち止まり、また戻りそうになる。 それも当然のこと。誰もが一度は、そうした霧の中を歩くものです。 でもね、もし、どこかでうっすらと感じているなら―― ...
近年、恋人や配偶者との別離をきっかけに、「復縁屋」と呼ばれるサービスを利用する方が増えていると耳にします。かつての想い人との再接続を願う気持ち、それが痛みとともに滲み出るのは、誰しも経験しうる人間的な ...
古き縁に囚われることで、私たちは無意識に「霊的停滞」を選んでしまう。 だがそれは、もはや学びの終わった関係であることも少なくない。 なぜ手放すことが前進であり、復縁が霊的に望ましくないのか―― 本稿で ...