茨城県日立市。かつては東日本エリア屈指の工業都市として発展した街ですが、残念ながら近年は人口流失に悩むそこそこ大きめの地方都市。
しかしそんな日立市も最近は、工業以外の産業や観光スポットが注目を集めており、また若い市民の方々がユニークなお店やビジネス、そしてパワフルな市民活動を展開していて、新しい日立市の魅力が開花してきております。
そんな市民の皆様の多様な活躍や素敵なスポットを紹介して、少しでも日立市の魅力アップに貢献できればと考え、地域ブログの記事を投稿していくことを決意しました。
今回は地元民である筆者が独自に考える、日立市の玄関口である日立駅周辺エリアのおすすめスポット3選を紹介させていただきたいと思います。
おすすめスポットその1【日立駅】芸術的な駅舎と美しい海が一望できるハイブリットステーション
地方のそこそこ大きな都市にある身の丈にあったいい感じに芸術的な駅舎
地元日立市出身の建築家・妹島和世氏がデザイン監修しており、筆者自身も贔屓(ひいき)目なしに美しいと絶賛する駅舎です。
写真で撮影しても映えます。デザインだけでなく機能性もよく考えられており、人流の導線的にも設備のコストパファーマンス的な視点からも筆者は高く評価しています。
今の日立市の規模と財力にマッチしているというか身の丈にあっているというか、そんなそこそこいい感じのビューティフル・ステーションです。
絶景のオーシャンビューは絶好の撮影スポット
駅舎の東側は太平洋がどこまでも広大に広がって見えます。晴れた日は水平線が眼前にドドーンと展開されます。
まさに「♪海は広いな大きいな」の歌詞そのままの世界観です。
エレベーターやエスカレーターで駅舎の外に降りることもできるので、さらに太平洋の美しいオーシャンブルーを体験したい方は、そちらをおすすめします。
海を展望しながらおしゃれカフェでくつろぐのはいかが?
美しいオーシャンビューを独り占め!シーバーズカフェです。おしゃれです。故に大人気。常に混んでいます。
たまに空いている時は、ビジネスマンのおじさんが海を見ながら特急電車まちの時間で、カフェタイムを楽しんでいたりします。
特に土日や駅前のイベント開催日などは、待ち時間なしで入店できたらラッキーかもしれませんよ!
駅前のローソンで読書体験!?買った本を読めるスペースが有るなんて面白い!
よくある駅前のコンビニ・・・ではありません。店内がちょっと広いです。
しかも置いてある本の数と種類が通常のコンビニとは段違いです。そして購入した本を読んだりできる休憩スペースも隣接しています。
これは面白い試みだと思いますね。
おすすめスポットその2【シビックセンター】1990年完成以来ずっと日立市民の文化活動の中枢をになってきた近代的建造施設
日立市民の文化レベルを維持向上するために必須の重要施設「記念図書館」
筆者も子供の頃から大変お世話になっている図書館です。
広いです。児童図書も充実しています。
空いた時間に図書館に来て静かに本を読む、いいですよね。
土日祝日はイベント多数!キッチンカーも多数集結!「新都市広場」
古代オリエント世界の野外劇場のような趣の広場です。夏は噴水で水浴びする子どもたちの姿もちらほら。
平日はハトと市民の憩いの場といった感じですが、土日祝日のイベント開催時は全く別の景観に変身します。
市民や観光客でごった返し、キッチンカーの出店も多く集合して大変なにぎわいです。
大人も子供も科学を体験!そそるぜ「サクリエ」
大人も子供も楽しめる科学王国。
お子さんに科学の種を植え付けたいと、啓蒙したいと思っているお父さんお母さんにオススメです。
最初の啓蒙活動、ファーストステップに最適な施設です。
以前は科学館といっていたのですが、リニューアルして「サクリエ」となり展示内容も刷新しました。
科学を子どもたちに少しでも触れて体験してもらいたいと願う、スタッフのみなさんの情熱にも頭が下がります。
都会にいかなくても素敵なプラネタリウムはあるんですよ!「天球劇場」
著者も娘と足を運ぶことがあるプラネタリウムです。
地方都市でプラネタリウムが体験できるってすごくないですか!?星を見るだけではなく、子どもたちが喜ぶプログラム映像も随時上映していますよ。
一度、その五感で、あの座席を倒して一面に広がる夜空を眺める体験を味わってみて下さい!
無料のWi-Fiスポットを提供する憩いの休憩スペース
正面入口から入ってすぐ左手側に休憩スペースがあり、ゆったりできる椅子とテーブルが用意されています。
無料のWi-Fiスポットが提供されて、飲食や休憩や勉強学習など様々な用途で利用できるお得なスポットになっています。
もちろん利用は無料です。
音響にこだわった本格的な演奏会も数多く上演される「音楽ホール」
魅力的な演奏会が開催される音楽ホールです。クラシック演奏やオペラ上演も行われます。
筆者が印象的だったのはドラクエとファイナルファンタジーのゲーム音楽を、クラシックのオーケストラ楽団が演奏してくれたプログラムを鑑賞しに行ったときでしょうか。
圧倒的な音圧。大迫力の生演奏は本当に圧巻でした。
おすすめスポットその3【ヒタチエ】2023.4.28オープンの駅前複合商業施設!新しい日立市の顔となる大注目スポット
茨城県内最大の売場面積を誇る店舗「無印良品」
よくぞ日立市に来てくれました。ようこそ無印、ありがとう無印良品。
ロハスでおしゃれな雰囲気、いわゆる無印良品の世界観にブランディングされた店内は、本当に素敵で心地よいです。
100円で引き立てのブレンドコーヒーとデカフェコーヒーが飲めます。
またウォーターサーバーも設置してあり、水筒などに自由に給水して利用することができます。
カップルや高校生だけでなくお年寄りにも人気「ミスタードーナッツ」
若者だけでなくお年寄りも結構利用者が多いです。
平日の日中はおしゃべりに花を咲かせるナイスミドルがちらほら。
店内飲食のスペースも屋内外に設置されており、店内利用の場合ホットコーヒーはおかわり無料でお得です。
子供連れに大人気「サーティーワンアイスクリーム」
後述する子どもの大型遊び場施設のハレニコ!を利用したあとのファミリー層が、多く立ち寄っている印象があります。
ハレニコ!の入れ替え時の時間帯は特に混んでいることが多いです。
著者の娘はこちらのコットンキャンディーというアイスクリームが大好物で、我が家でもよく利用している店舗です。
本を売るなら「BOOK OFF」広大なスペースで取り扱う商品は多種多様
広大な店舗スペースに様々なユーズド商品が並んでいます。
古本、古着、ブランドバッグ、ゲーム、スキー用品、CD、カードゲーム、etc・・・ほんとうに何でもあります。
好きな人は何時間いても飽きないのではないでしょうか。
幼児ちびっこに大人気!ファミリー層にありがたい神施設「Hiタッチらんど・ハレニコ!」
うちの娘がチビちゃんの時、本当にお世話になった施設です。
毎週通っていたんじゃないでしょうか。3歳~6歳くらいの児童がメインターゲット層だと思います。
完全屋内型なので雨の日も暑い日も真冬の日でも、広い空間で思いっきり子どもたちを遊ばせる事ができますよ。
リーズナブルな料金設定もうれしいポイントです。
老舗国内アウトドアブランドogawa(オガワ)
広いスペースでゆっくりテントに触れられる店舗です。
コーヒーも飲めます。テント以外の同社のアウトドアブランドの商品も販売しています。
日立市って実は最近、キャンプ場も熱いんです。
だからアウトドアショップがヒタチエに出店してくれたのは、まさに時代をキャッチアップしている感じがして嬉しいです。
探せば色々!こんな教室まであるの!?とびっくりするカルチャーセンター
著者の妻や娘も通っているカルチャーセンターです。
妻はドラム、娘は絵画教室に通っています。
その他に太極拳、ヴォーカル口座、ベリーダンス、何十もの教室が存在しています。
なお、当カルチャーセンター受講者は、教室利用時は駐車場料金が通常の2時間にプラス2時間の合計4時間分が無料となります。
個性的な店舗が軒を連ねるフードコート
他のいわゆるショッピングセンターに出店しているお店とは、だいぶ毛色の異なる個性的なラインナップのフードコートです。
他の商業施設とはほぼほぼ被らないユニークなお店は、筆者的には魅力大です。
魚べいという回転寿司、池森秀一氏プロディースの蕎麦屋、丼物屋さん、ちゃんぽん屋さん、メガ盛りが売りのお店と本当に個性的です。
もはや市民にとっては老舗カフェ!リニューアルして更におしゃれに快適に「珈琲館」
以前、ヒタチエの前身であったイトーヨーカドー時代から日立市民に愛されてきた珈琲館。
ヒタチエでもその存在感はあいかわらずです。
リニューアルオープンで店内の内装がリッチに、そしてペースが広くなりました。
ヒタチエに遊びに来た際に、ゆっくり休憩でもしながらくつろぐならこちらがオススメですね。
最後に紹介するのは「丸善」日立市の新しい文化の源泉!最後にして最新のカルチャーの砦
天下の丸善が日立市に鎮座してくれているなんて!本当に嬉しい限りです。
やはり本屋さんはその地域の市民の文化の向上維持に重要な役割があると、筆者は個人的には考えています。
丸善さんの店内の品揃えやディスプレイを見ていると、流石だなあと関心することしきりです。
子供と親が靴を脱いで、絵本や児童書を読むことができるスペースもあります。素晴らしいアイデアですよね。
無くなってほしくないので、筆者も足繁く通うことにします。
日立市の日立駅周辺の施設は楽しい魅力に溢れています。
近年、新たに参入してくれた企業や団体、素敵なショップやキッチンカーなどの個人事業主も大活躍していて
著者も駅前を訪れると新しい何かがあるんじゃないかと、いつもドキドキ、ワクワクします!
数十年前から存在する施設、そこに新しい風を送り込む人々が次々と現れて街を活性化してくれています。
まさに救世主ですね。若い新しい世代がドンドン活躍していてこれからも大注目です!
-
美しき駅舎!日立市出身の地元民が自信を持って日立駅を推す理由
吉田メロディーが流れるホーム 1番線はいわき・仙台方面。 2・3番線は水戸・東京方面。 ちなみに発車メロディに日立市出身の作曲家である吉田正先生の楽曲が採用されています。 有名な曲なのでみなさんもきっ ...