魂は、ひとりでは歩めない。
私たちは人生の節々で、
不思議なほど深く心に触れてくる誰かと出逢う。
それは偶然ではなく、魂の旅路における必然なのです。
魂のパートナーとは――
かつて過去生で契りを交わし、
あなたの成長を見守りつづけてきた存在。
その姿は恋人であるとは限らない。
ときに師として、友として、敵として、
この世にさまざまな形をとって現れます。
その目的は、ただひとつ。
あなたに「目覚め」をもたらすため。
一方、魂の伴侶とは――
魂の震えを分かち合いながら、
人生という旅路を「ともに歩む」と決意した者。
それは、情熱ではなく、静寂のなかにある確信。
運命ではなく、覚悟で結ばれる絆。
伴侶はあなたに「共鳴」をもたらす。
魂の深層で共に響きあい、人生という道をともに問いつづける存在。
パートナーは目覚めの光、
伴侶は共鳴の光。
どちらも、魂にとって、かけがえのない光です。
そして、もしあなたが、ある誰かの前で、
「自分らしく在れる」と感じているなら――
あなたはすでに「魂の縁」に、深く触れているのかもしれません。
その出逢いを、
どうか大切に。
魂と魂が出会うという奇跡に、
そっと手を合わせながら。
――審神者 吉祥礼 拝