風の時代、アセンション、そして5次元世界――
この数年、私たちは「見えない世界」の構造について、言葉を重ねる機会が増えました。
けれど、私自身が本当の意味で「理解した」と感じられる瞬間は、
実は、つい最近のことでした。
ふとした瞬間に訪れた「なるほど」という確信。
それは、理屈や説明では届かなかった場所に、光が差したような気づきでした。
目の前に、いくつもの世界が見える。
どれもが可能性であり、どれもが“現実になりうる”並行世界。
そのすべてが、まるで静かに横たわる選択肢のように見えたとき、
私は初めて、「5次元」を“実感”として受け取ることができたのです。
私たちは、常にひとつの未来に向かって進んでいるわけではありません。
実際には、いくつもの“異なる未来”がすでに存在していて、
そのうちのどれを“選ぶか”だけが、私たちの自由意志に委ねられている。
5次元とは、
「時間を越えて存在する選択肢」を
“自己意識”が理解しはじめる次元。
6次元は、
“他者の意識も含めた並行世界”を感知するレイヤー。
そして7次元は、
自他を超え、すべてが一体となった“宇宙意識”の流れを理解し始める場所。
2次元では「個」がある。
3次元では「視点」が加わる。
4次元では「時間」が動き出す。
そして5次元では、魂の“選択”が自由になる。
これらの気づきは、
もはや占いや予言といった概念を越えて、
「あなたが、今この瞬間、どこを選ぶのか」
という“魂の行為”そのものに委ねられています。
だからこそ――
私は今、自分の在り方に責任を持ちたいと思うのです。
見える世界が変わるのは、
見ようとする意識が変わったから。
起きる出来事が変わるのは、
魂が別の軌道を選び直したから。
そして、選ぶ世界が変われば、
出会う人も、響きあう言葉も、すべてが違ってくる。
その仕組みを、私は「得心」しました。
8次元、そしてその先の領域は、
いまだ私の理解を超えてはいるけれど――
この「選び続ける意識」の先に、
宇宙そのものの“成り立ち”が潜んでいることだけは、
静かに確信しています。
私たちはいま、
無数の世界の“扉の前”に立っている。
そのどれを開くかは、
他の誰でもない、「あなた自身の選択」です。
――審神者 吉祥礼 拝