人生には、迷いがつきものです。
あれこれ考えて、時に立ち止まり、また戻りそうになる。
それも当然のこと。誰もが一度は、そうした霧の中を歩くものです。
でもね、もし、どこかでうっすらと感じているなら――
「このままじゃいけない」っていう声。
「進みたいんだ」っていう静かな決意。
それがあるなら、いまこそ腹をくくる時かもしれません。
腹をくくるというのは、恐れが消えることではありません。
むしろ、恐れと共に進むことを選ぶ「静かな勇気」です。
夢は、ただ見ているうちは夢のまま。
でも「叶える」と自分に宣言したその瞬間から、
それは現実への種となります。
誰かを想う優しさも同じです。
情けをかけることは美徳のように思えるけれど、
本当にそれを必要とする人に注ぐことができる人こそ、
優しさの意味を知る者なのだと思います。
だからこそ、自分の優しさを大切にしてほしい。
その優しさを、
あなたと共に未来を歩むにふさわしい人にだけ、捧げてください。
たとえ怖くても、傷ついても、
その人と夢を追うと「決める」こと。
それが、真の覚悟です。
気づいているでしょう?
あなたの中に眠る、小さな火種に。
それが、魂の灯です。
誰かに点けられるものではない。
あなた自身が、気づいたときに、そっと灯る光。
――さあ、行っておいで。
あなたの未来が、あなたを待っています。