吉祥礼

この場は、 日々の喧騒を離れ、魂の声に還るための祓いと響きの水面です。 吉祥礼(きっしょう れい) 神託を受け、神意を解き伝える者。 思想工学(Thought Architecture)の創始者。 古代神道の審神者の系譜に連なり、 東洋と西洋の霊智をたずさえて、 詩と声と絵に神語(かむがたり)を宿す神語詩人として活動しています。 この書院では、 霊筆で紡がれた祈りの言葉、 魂を揺らす問い、沈黙から立ち上がる神意の響きを記録しています。 仏教・哲学・神秘思想の水脈を超え、 名もなき魂の祈りをことばに昇華させ、 見えざるものと交信する“静けさの回廊”を綴っています。

Adobeさん、あなたは悪くない。でも――“背伸びすれば届いた時代”と、創作という祈りの沈黙について

この稿は、『審神者の眼』シリーズの一篇として、Adobeという創作環境の象徴が辿った進化と乖離、その霊的含意を問う小さな ...

“代わる”ことと、“映す”ことのちがい ― 他者への幻想と、沈黙の応答 ―

「人は人、自分は自分」――この言葉の本質を、私たちは本当に理解しているだろうか。 霊的成熟とは、“他者を理解すること”で ...

不器用さと霊性――武田鉄矢に宿る“生き方の光”――

「贈る言葉」すら間違えた私が、武田鉄矢を語る時。〜REBECCAとみゆきに謝りながら、なお光を見出す霊性エッセイ〜 「僕 ...

スジャータの乳粥と釈迦の悟り―「悟り」とは、“得ること”ではなく、“ほどけること”だった ―

多くの仏教者が語る「スジャータの乳粥(ちちがゆ)」の逸話は、釈迦が苦行をやめ中道へ転じた転機とされている。 しかし、この ...

食べるとは、更新である ―― 霊性から見た“満足”の再定義

「おなかは満たされているのに、どこか満ち足りない」 そんな感覚を抱いたことはないでしょうか。 私たちの食生活は、いつの間 ...

「悟り」とは、“得ること”ではなく、“ほどけること”だった――。

お釈迦様がスジャータから乳粥(ちちがゆ)を受け取ったという、有名な逸話があります。 通常この話は「苦行を否定し、中道へ至 ...

『現代人の食の罠 ― “食べる”とは誰のためか?』― 霊性と身体性の断絶が招く、静かな支配構造 ―

“食べる”とは、ただ生きるための営みではない。 それは、魂と身体の繋がりを取り戻す霊的な行為であり、 また、知らぬ間に他 ...

🕊『We Are The Worldという祈り ― 魂の声が交わった1985年の奇跡』

導入詩 The Spiritual Resonance of Lionel Richie’s Face and Prin ...

🌿語られぬ想いの、その先へ― 供養でもなく、懺悔でもなく、“光の在り方”として ―

愛されたかった、理解されたかった、 その痛みを胸に抱えたまま、人は関係を手放す。 しかし、別れたからこそ生まれる“語られ ...

椎名林檎 ― 三柱の女神に宿った聲(こえ)

―― 巫女・神性・日本語の革命 ―― 声にならないものが、声を持つとき―― そこには、言語でも思想でも説明しきれない“震 ...