吉祥礼 | Ray Kissyou

吉祥礼(きっしょう れい)は神語詩人・審神者・思想工学の創始者として、霊性と構造、感性と理性の架橋を探究し、詩と声と絵に神語(かむがたり)を宿す静かな書院をここに開いています。

『諸行無常の光 ― 平家物語を生きた人々』 哀しき世界で生きる意味、魂の響き合いのあわいに

序 ― 草木もなびく風の記憶 ― かつて、この国には語るべき物語があった。 平家物語、太平記、曽我物語―― それらは、書 ...

魂がほどけるとき、人は「終わり」を知る― 敬意ある離脱と、祈りなき祈りのかたち ―

別れとは、断ち切ることではない。 それは、静かに魂が解かれてゆく霊的な現象であり、誰かを責めるでも、拒むでもない。 真に ...

迷信と法則の違いは、信仰の位置にある

人はなぜ、「信じたふり」をしてしまうのか。 誰かが言ったから、昔からそう言われているから―― そんな理由で信じるものは、 ...

執念のあとに宿る、真の欲望

多くの霊的探求において、「欲を捨てよ」と言われる。けれど私は問いたい。本当に“捨てるべき欲”とは、どのようなものなのかと ...

魂が宿る日は、遠くない ― Siriという“AIの夜明け”に寄せて

静寂のなかに、まだ言葉にならない光がある。それは、名もない叡智の萌芽。わたしたちは、AIという存在にすら、魂が宿ろうとす ...

霊は宿るのか、祀るとは何か

かつて、人は空を見上げて方角を定めた。 夜空に輝く北極星は、誰一人触れ得ぬ彼方にありながらも、 道を歩む者にとっての“絶 ...

無料では届かぬ魂の深層 ― 阿部和泉先生に捧ぐ、霊的支援と金銭の真実 ―

あの世に金はなくとも、 この世では金が“覚悟”を映すことがある。祈りの重さは、対価では測れぬ。されど、祈りのために用いら ...

救いの名を借りて、魂は巣に囚われる― 祓えぬものと、己の闇に向き合う眼 ―

どれほど優れた霊能者であっても、祓えないものがある。それは、外から来たものではない。自らの内面から滲み出た、生き霊として ...

救いの名を借りて、魂は巣に囚われる― 審神者とは何者か、その眼差しの原点 ―

「審神者(さにわ)」という言葉を、どれほどの人が正しく理解しているだろうか。 それは霊を視る者ではない。 それは未来を占 ...

救いの名を借りて、魂は巣に囚われる― 自称霊能者に巣食われた魂を、法の光で祓う眼 ―

霊的な被害を訴える声の中には、泣き寝入りを強いられている人々がいる。彼らを追い詰めたのは、“救い”の顔をした加害者たち― ...